今日も始まりました、東京ベースボールスクール！早くも折り返しの第5回を迎えました。
寒さも厳しさを増していますが、今日も元気に貪欲にいきましょう！

まずはアップからです。


室内練習30分前、選手たちが外のブルペンに集合し、渡辺コーチのもとアップをしていきます。体を温めるだけでなく、様々な動きを通して頭で体を制御できているかを確認する作業です。


アップだけで息も切れ、汗だくの選手たちです。


さて時間になり、室内での練習が始まりました！
野手陣はバッティングからです。ティーバッティングで自分のカタチを確認していきます。


その後はフリー、ティーなど数カ所に分かれてのバッティング練習。これまで与えられた課題に向き合い、考えながら振り込んでいきます。



屋鋪コーチは選手カルテを見ながら、


そして時に身振り手振りを交えながら指導してくださいます。


その指導がその時だけのものにならないよう、選手に理論を教えてくれます。
ボールを蹴った選手に、屋鋪コーチから雷が落ちる一幕もありました。技術だけでなく、野球に対する心の持ち方にも妥協はありません。


投手陣はまずはキャッチボールから。


野村コーチにはフリー打撃の打撃投手をする選手を指導いただきました。これまでブルペンで投げていたのとは違い、ストライクをテンポよく投げることが要求されます。


選手それぞれにアドバイスをくれる野村コーチ。これまでブルペンでいただいたアドバイスも、実際（対戦ではありませんが）打者に対し投げることで改めて感じられたこともあったと思います。




練習の最後にはこんな場面も。何の話をしていたんでしょう？＾＾


渡辺コーチから内野手へは守備の指導が。一塁側のゴロのさばき方・体の使い方をポジション別に教わりました。


二塁手・遊撃手はスピードをそのままに回転して一塁に投げる練習。三塁手は回転せず、前で踏ん張って投げる練習を。
回転は捕った高さで重心を変えないことが重要でした。



外野手には変化球打ちの指導がありました。その練習がなんともユニーク！
ボールを自ら高く放り、


ワンバウンドしたところを打ちます。



変化球への対応は目だけですると遅れてしまうため、体全体でタイミングを取る必要があります。また崩されても、上半身が流れても、下半身（特に膝）を使うことで合わせていくことも重要です。
様々な練習方法・アプローチ方法がありますね！



捕手はワンバウンドの捕球とストップもしました。
一口にワンバウンドしたボールといっても、その変化は球種によりさまざま。まずはそれを頭にいれ、予測して体を動かす練習をしていきます。
難しいですが捕手には欠かせない技術ですね。


そして今日もトレーニングがありますよー！
写真のようなトレーニング8種目とタイム走を繰り返す、とってもきついトレーニングです。


苦悶の表情を浮かべる選手たちに、満足そうなコーチ。笑
でも高校入学前の時期、体力作りは大切ですからね！自分のためですよ！






今日も盛りだくさんの練習で、2時間を終えました。
屋鋪コーチは今回で最後です。「理論を大切に」、屋鋪コーチの言葉を胸に留めてこれからも練習していきましょうね！


練習後の育成プログラム、今回は「ルール講座」です。普段審判としても活躍している藤川コーチに、実際起こりそうなケースを問題形式で学んでいきます。


ルールは知っていて損はありません。それどころか試合を決める点に絡むことだってあります。想像しやすい実例に選手からも質問が飛びます！ルール講座は次回もありますので、しっかり学びましょうね！


今回、クイズ成績上位者にはなんと豪華賞品が…


中には「MLBで使用されるインジケーター」というマニアックなものもありました。笑



早くも前半5回を終えた東京ベースボールスクール、次回は1月22日（金）です！また元気に集まりましょう！